42)竹原市に来ました。Nós viemos para Takehara!
42)竹原市に来ました!
É muito bonito ter a antiga casa será salvo muito.
Hoje vamos fazer um show na antiga adega da cidade.
Tiago guitarrista foi dito quer viver nesta cidade.
昨日,シルバーウィークの渋滞を横目に飛行機で広島入りしました。
広島空港からタクシーで15分。
竹原は瀬戸内海に面した小さな町ですが、タクシーが山間の道を抜けて町に入ると、まるで魔法か何かのように美しい街並が突然現われます。
我々はホテルに荷物を預けてすぐにこの街の探検に出かけました。
東側からはなだらかな山並みを背に少し高台まで上るとすぐに穏やかな瀬戸内海を見ることができます。
小さな宝箱を開けたような興奮とともに、独特の格子も美しい家々を見て回ります。
竹原は字のとおり、竹の産地でもあり竹細工の公衆電話?等,見ていて飽きません。
もうティアゴは夢中で写真やビデオを撮り、ここに住みたいと言い出しました。
勿論それは私も想いは同じでした。
この街には静かで贅沢な時間が流れているように感じます。
私達の為にライブを企画して取り仕切って下さった土居さんがご自宅を改造して経営されているイタリアンレストラン「ドリュー」さんの二階からの眺めの素晴らしい事といったら、、、、。
夜はこの美しい街並にあかりがぼんやりと灯り、「幽玄」ともいうべき、深い味わいのある光景をみることができます。
そういえば、ここはまるでリスボンの街並と同じように甍の屋根の連なりと瀬戸内海の海面のきらめき、、、素晴らしすぎて言葉にできないので写真をご覧下さい。
必ずもう一度来よう!と心に誓いました!
さあ、これからライブの準備です!
41)嬉しい事がありました Estou tão feliz
41)
Muitos amigos me disseram que ele ficou impressionado ouve fado que eu canto.
E deram-me solidário com a atitude que eu vivo.
pessoas que têm simpatia com o meu coração, para que o meu precioso!
Hoje um guitarrista vir ao Japão a partir de Portugal. Ensaio do concerto começa
掃除ぐらいで自慢するなって?
ふふ。いつもさぼりがちな私がティアゴさんのおかげでお掃除できました!素晴らしいっ!
さて、前回7月4日の東京は新代田Boogie Stockでのライブは、おかげ様で満席のライブとなり,私達も本当に嬉しく思ったのですが、なんと!今月末28日の南青山MANDALAでのライブに、そのお客様ほぼ全員が来て下さる予定なのです!
ファドを好きな人を少しずつ増やす事」
これはミュージシャンとしては最高に幸せな事なんです。
以下、少し抜粋してご紹介しますね
『 〜〜感動したよ。まず、昼間に来たけど、絶対これは夕暮れ時に聴こうと開けなかったの。で、楽しみに帰り、まず家中のキャンドルを灯し、外は夕暮れ、久しぶりに綺麗な夕焼け。そこでワクワクスタートボタンを押しました!もうゾクゾクしたよ、寒気でなく感動して!外の夕日が沈むのとぴったり!でも三曲目からは楽しいテンポにもなり思わず夕飯作っていた私の手は菜箸でボールを叩いてた!あの曲も大好き。元気が出た!そして、マリアもいいね〜〜。そのあとの後半曲もどれも心情が伝わってきてしびれた。ooさんにも早く聴かせたいと帰りを待っていたら、ワインのせいか私が寝ちまった!で、今朝ね、本当は夜に聴かせたかったんだけどと、6時過ぎにFADOつけたの。そうしたら、早朝の景色や匂いにも超合う!ooさんも、本当だ素敵だねって!もう私一人で大興奮!
あなたが素敵と吠えていたけどジャケットっていうの?これもまじおしゃれ!飾っておける!中の写真もグー!てか、本当に細部にわたりさぞかしよーくよーく練ってできた作品なんだと重みを感じまた感動!
こんなに私に褒められると気持ち悪いでしょー
いかがですか?
こうやって紹介すると通販のお客様の口コミみたい?笑
ふふふ、朝6時からFADOを聴かされた彼女の旦那様はお気の毒です、、。
でもね、何が嬉しいかって言うと、彼女が私の積み重ねた時間を本当に感じ取って喜んでくれた事が伝わってきたからです。
これはお世辞じゃなく、本当の友人としての共感じゃないでしょうか。
会えずにいたこの10年、お互いにそれぞれの人生を生きていたわけですが、だからこそ、私がひたむきになれるFADOと巡り合えて頑張っていた事を、彼女が心から喜んでくれているのもこのメッセージからダイレクトに伝わってきます。
CDを気に入ってもらった嬉しさと同じ位、こんな私に共感して,我が事のように喜んでくれる友達が居る事が泣きそうなくらい嬉しいです!
今日のブログのトップの写真は彼女が私に送ってくれたメッセージに添えられていたものです。
また、昔同時期に私と同じように女性だけのバンドをやっていた友人がFacebookで私のCDの事を書いてくれました。彼女ともここ何年も会っていなかったのだけれど、こんな風に共感とエールを送ってくれたんですよ♪♪♪
『 私は、今まで、ファドという言葉を聞いたこともなかった。
それが、知人がポルトガルに旅行に行き、ファドに出会い、魅了され、歌い始めることになった。私にとって、初めてのファドとの出会い。
彼女の情熱は激しかったねぇ。
ストイックに音を極め、口から流れ出る言葉の表現は細やかで、言葉がわからないながらにも、悲しみや慈しみ、海風に乗るような包み込む感情が押し寄せてくる。
伸びやかな声に身を委ねる心地よさを、是非体感してもらいたい(*^^*) 』
ありがとう!
こんなに熱いエールを受け取ってもう呆然です
彼女も私のファドと共に,私の心に共感してくれたんだなと、もう身に余る幸せと歓びで一杯です。
今の私を記号と文字で表すとこんな感じ!
♡♡♡♡♡♡私♡♡♡♡♡♡
40)ポルトガル料理もスタンバイOK! Estávamos prontos para cozinha Português
40)以前ここにも書きましたが、今度の南青山マンダラでのライブには,本当に多くの方がご協力下さっています。
今回は「食」の部分での心強い助っ人についてご紹介します。
曼荼羅のY氏は、日頃の業務も多忙でいらっしゃるのに、私のライブの為に「是非ポルトガル風メニューを作りましょう!」とおっしゃり、すぐさま行動に移されました。
ポルトガルならではの食材(干し鱈やマッサ等の調味料)を取り寄せ、レシピを検索したり料理本を見てあれこれ試作したり、仕事の合間をぬって実際にレストランに食べに行ったり、私とも何度もメールでやりとりして私の意見にも耳を傾けて下さり、本当に沢山のお時間を私のFADOライブの為に使ってくださいました。
そして昨日、「やっとメニューが決まりました」と、美味しそうなお料理の写真を沢山送って下さったのです。
その写真を見て私は感激してしまいました。
最初,私は2〜3品盛り合わせの簡単なおつまみ程度のものを作って下さるのかなと思っていたのに、ご飯系も,メインも、サラダも、オードブルも、みんな揃っています!
どれだけの注文が入るかもわからない一日限定メニューです。
仕入れだってきっと大変だと思います。それなのに、こんなに品数を用意して下さるなんて!
きっと考えに考えて工夫して下さったんだと思います。
初めてのジャンルに挑戦して、ここまで素晴らしい物を作り上げて下さったY氏に心から感謝です💟
これはきっとすぐに売り切れてしまうと思います。なるべく早めのご来場をお勧めします。
『FADO Night Special 』9月28日月曜 南青山MANDALA
〜FADOとポルトガル料理とワインの夕べ〜
Para o meu concerto de fado, o chef é cozido cozinha Português.
Loja de vinhos de "Harimaya" fornece um vinho Português.
Um monte de pessoas a cooperar com o meu concerto de fado
🍴特別メニューのご案内🍴
<前菜プレート> バカリャウのコロッケ 人参のサラダ お魚のペースト
バカリャウとは干した鱈の事で、ポルトガルでは本当によく食べられています。このコロッケはレストランの前菜の定番としてどこのお店のメニューでも見ることができます。
人参のサラダは,見た目ではわかりませんが、とってもフルーティですっきりして美味しいです。真似して作ってみたくなること間違い無し!
<タコのリゾット>
ポルトガル人はタコも大好きです。タコのリゾットは日本人も全く違和感無く食べられるメニューです。柔らかいタコと,海の旨味が染み込んだご飯が絶妙です。パクチーが加わるのがポルトガル風の決め手です。
<豚肉とアサリのアレンテージョ風>
これはポルトガルの東部、アレンテージョ地方の名物です。スペインとの国境地帯なのでイベリコ豚の産地とも大変近く(殆どイベリコ豚の産地です)豚肉料理は大変よく食べられています。アサリと豚肉の組み合せが日本人には新鮮ではないでしょうか?味付けは最近日本でも話題の「マッサ」赤パプリカのペーストです。このペーストが加わるとお料理がいきなりポルトガル風になります。
<タコのサラダ>
タコに限らず,ポルトガル人はマリネ系のサラダも大好きです。イワシの揚げたものを野菜とともにマリネしたり、豚肉等もマリネしてから焼いたりして食べたりします。
このタコのサラダも良く冷えた🍷とともに召し上がれば,さわやかなリスボンの風を感じる事ができますよ♪
以上、どれも大変ポピュラーなポルトガルのメニューです。このお料理によ〜く冷えたビーニョヴェルデをどうぞ!
お食事を楽しみながらFADOを味わう。。。
最高に贅沢な時間になること間違い無し!
思い出に残るファドの夜にしましょう。。。。
Open 18:30 Start 19:30
¥3,000 +1drink オーダー
南青山MANDALA
TEL03-5474-0411
〒107-0062 東京都港区南青山3-2-2 MRビル
アクセス 地下鉄銀座線「外苑前」1A出口徒歩5分。
御予約 南青山ホームページにて受付
主催 PRIMO RECORDES
後援 ポルトガル文化センター
協力 ポルトガルワインの店 播磨屋
チケット御予約フォーム
こちらのフォームより御予約下さい
https://ssl.form-mailer.jp/fms/c5c7dcdf299538
39)LIVE の準備 Estou me preparando para um concerto.
39)こんにちは
あっという間に9月になってしまいました。汗
9月は4つライブが有ります。
22日 広島県竹原市藤井酒造さんの酒蔵交流館(竹原市の歴史的街並保存地区の江戸時代から使われている酒蔵が会場です)にて
17時 開場 18時 開演 入場料 1,000円
御予約はこちらhttp://www.i-lovetakehara.jp/fado2015.html
22/9/2015
Nós vamos a um concerto em 150 anos antes da adega.
24日 京都市祇園Pickup 京都祇園のライブハウスさんです。TEL.075-525-0595
open19:30 start20:00 charge3100円+要2オーダー別
お店HP http://gion-pickup.net/pc/
写真はお店の近く,南座の舞台から客席を見たところです。京都、いいですよね♪
24/9/2015
Tornamos o concerto antiga capital mais famosa e bonita em Kyoto, do Japão.
28日 東京南青山MANDALA 東京都 港区南青山3-2-2MRビルB1 Tel 03-5474-0411
Open 18:30 Start 19:30 ¥3000+one drink
ご予約はこちら https://ssl.form-mailer.jp/fms/c5c7dcdf299538
ポルトガル料理とワインの特別メニューをご用意しました(数量限定)
28/9/2015
Nós vamos a um concerto em Aoyama cidade mais sofisticada de Tóquio.
Cozinhe estudou a cozinha Português, a fim de preparar a cozinha Português no dia da presente ao vivo. Também será preparada especialmente vinho Português.
また、29日は渋谷のセルリアンタワーで、非公開プライベートライブに出演してきます。
すべてのライブにポルトガルからギタリストのTiago Mornaさんが参加します。
日本でポルトガル人ギタリストの弾くポルトガルギターが聴けることは滅多に有りませんので、お近くの方は是非どうぞ!
そしてライブと言えば、、、、恒例のパンフレットです!
ライブの時にいつも、歌詞の内容やファドについて簡単に説明したパンフレットをお客様にお配りしてとても喜んでいただいています
。Estamos sempre dando um japonês tradução das letras para o público no livro.
最近は慣れて来て原稿を作るスピードも上がってきました♪
今回は、CDお披露目ライブですし,特別豪華版で作ってみたのですが、、、、
É muito difícil fazer um livro de 300 pessoas.
これが思ったより大変だった〜。
何しろライブ4回分ですし、合計すると300名近いお客様が来場されます。
豪華版にしようと調子に乗ってページ数を増やしていたので、さあ大変!
一冊分が18ページにもなった原稿は、9枚の紙に印刷されたものを自分で半分に折ってホチキス止めして一冊のパンフレットにしているのですが、、、300×9=2700!!
つまり私は2700枚もの紙を綺麗に折らなければならないのです。
こんなに大変な事になるとは。。。。
でもきっとこのパンフレットをお客様が喜んで見て下さると思うと、矢張り手は抜けません。
来場されたお客様がこのパンフレットを手に取って,ライブが始まるまでの間にファドに対する期待を高めてワクワクしていただけたらいいな!
会場でお待ちしています。
世界遺産の音楽を私達と一緒に楽しみましょう♪
38)CD完成のご報告 Novo CD de fado !
38)
いつも私のブログを読んで、私のこのおかしなFADO人生のドタバタに付き合って下さっている皆様へ。
色々と御心配をおかけしました。
今日、やっとCDが発表になりました。
長かったような、あっという間だったような、、、。
仕上がって来たジャケットの写真を眺めながら胸が熱くなります。
言うまでもなく、本当に沢山の方に助けていただいてこのCDは誕生しました。
まだまだ未熟な点もありますが、こだわった出来になっていると自負しています。
●原語にこだわりました。(ツェッペリンを日本語で歌ったらとっても違和感が有るでしょう?)
●ファドハウスで聴く音の再現にこだわりました。(レーコディングで他の楽器を重ねて音をCD仕様に豪華にすることはせず、あくまでもギターとボーカルとポルトガルギターの3人が目の前で演奏しているのと同じライブな状況を目指しました)
次回はどうなるかわかりませんが(日本語に挑戦してみるかも?)、今回はこのようにして、現地の空気感を出す事にこだわってみました。
是非,私達が目指した音をお聴きくださって、リスボンの石畳の街並と乾いた空気、リスボンの人々が愛する世界遺産の音の響きを感じてみて下さい。
現在amazonでは在庫切れ(有り難うございます!)となっていますが、ご注文いただくとすぐに補充発送出来ますのでご安心下さい。
また、CD発売ライブの会場でももちろんお求めいただけます。
皆さん、本当にいつもありがとう!
CDは出来たけれど、止まらずにこれからもFADOを極める為に走り続けます。
宜しくおねがいします。
取り急ぎご報告まで!
37)ポルトガルの家
37)残暑お見舞い申し上げます。8月も後半になりましたね!
ポルトガル語では夏はVerão ヴェラオと言います。
リスボンでも酷暑であったらしく、40度超えたという話も聞こえてきました。
私は夏生まれですので暑いのはわりと平気ですが、40度は厳しいですね。
そんな暑いリスボンではありますが、以前このブログでもご紹介した日本人男性ファディスタの高柳さんが今リスボンに行っておられて夏のリスボンを満喫されているようですし、私がいつもお世話になっているポルトガル語の先生も夏休みでリスボンに帰省されてしまいました。
羨ましいなあ~~.
今頃みなさん、冷たーく冷えたヴィーニョヴェルデとバカリャウのコロッケでもつまんでいるのかなあ〜〜〜。
それとも、郊外のセツーバル(私がレコーディングした所です。)あたりのビーチでイカのフライでもつまんで冷たーいヴィーニョヴェルデでも飲んで、、、。
と、どうしても食い意地のはった私はそんな想像ばかりしてしまいます。
*カスカイスのイカフライ
ポルトガルは自然が豊な国ですから、夏休みも楽しそうです。
リスボンから小一時間も電車に乗れば、涼しい避暑地のシントラですとか、カスカイスといったビーチリゾートに日帰りで行って来ることも出来ます。
経済的にはスペインやギリシャとともに危機的な状況のポルトガルですが、そんな緊迫感は全く感じられません。
昼間はゆーっくり、まーったり、そして夜は本当にエネルギッシュに思いっきりはじけて生活を楽しむポルトガル人です。
※カスカイスのビーチ
アマリアロドリゲスの歌にも、ポルトガルの人々の暮らしをテーマにしたファドが沢山有ります。
中でも有名な「ポルトガルの家」は私もレパートリーにしていますが、リスボンのファドハウスに通う地元の人々も大好きな曲です。
www.youtube.com
この曲では、ポルトガルの普通の庶民の暮らしの楽しさが軽快なテンポで歌われていて、まるで映画を見ているように人々の生活の様子を感じ取ることができます。
ポルトガルの家
ポルトガルの家はいい
テーブルの上にはパンとワイン
誰かが控え目にドアをノックすれば
温かくテーブルに招かれる
それは偽り無く寛大である
貧しいけれど喜びと大きな幸福がある生活だ
四方は白塗りの壁に囲まれ
ローズマリーの香り
葡萄はたわわに実り
庭には薔薇が2つ咲いている
アズレージョのタイル
春の温かい日差し
キッスの約束をかわす
抱擁の腕は私の希望
これがまさにポルトガルの家
まさにこれがポルトガルの家
幸せと愛情のある
我が家のささやかな生活
そして窓のカーテンに月明かり
お日様のひかり
ほんの少し、ちいさな歓び
質素な生活
パンとワインが有ればいい
野菜スープの湯気が有れば
これがまさにポルトガルの家
まさにこれがポルトガルの家
* アズレージョタイルの壁の有る庭
いかがですか?
少し訳すのも難しい所も有りましたが、雰囲気は伝わったのではないでしょうか。
貧しくてもおおらかに、生活の些細な所に歓びをみつけて楽しく生きている人々の温度を感じる歌詞ですよね!
そして、先程もふれましたが、現在の危機的な経済状況でも悲観することも荒れる事も無く、おおらかに生きている今日のポルトガル人もまさにこのような感じです。
ね!私がポルトガルを好きな理由もまさにこんな部分です。
暗いとか重いとか思われがちなファドですが、こんな曲も有るのです。
*こんな干し方をしていても乾いてしまう気候の良さ!
ああ、こんな歌詞を翻訳していたらまたしてもポルトガルに行って良く冷えたヴィーニョヴェルデを飲みたくなってしまいました。
ヴィーニョヴェルデといえば、来月9月28日の南青山マンダラでのライブでは、東京の播磨屋さんというお店にご協力いただいて、ヴィーニョヴェルデ等ポルトガルのワインを飲みながら、本場のファドハウスの雰囲気を体感して観ていただけるライブを開催します。
播磨屋さんは日本では珍しい?ポルトガルワイン専門のお店です。
私の大好きなビーニョヴェルデももちろん取り扱っています。
取扱銘柄は店主川西さんが自ら確かめ気に入ったポルトガル原産のワインに限定しており、ドウロ・ダン・バイラーダ・ミーニョ・アレンテージョ・セトゥーバルなどの地域から代表的なワインを輸入しています
ワインづくりの伝統が有って顔の見える生産者からのみ仕入れたワインを直輸入されています。
このため、良質のポルトガルワインが求めやすい価格で購入することができます。
通販で購入出来ますから、ご興味の有る方は是非どうぞ!
配送もとても迅速で丁寧なお店ですから、安心してお買い物出来ます♪
このライブの詳細は次回のブログで詳しく書こうと思いますが、色々な演出で楽しんでいただける工夫をしようと思っています。
平日ですがご都合をつけてお越し下さいね。
では!残り少ない夏を楽しみましょう♪
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36)イタリア語とポルトガル語
36)もう随分昔になります。
イタリア語をけっこう頑張って勉強していました。
相性が良かったのか、スイスイ頭に入るので面白くて5年程続けて勉強しました。
音楽をやっている人間は耳がいいので、発音やリスニングは比較的得意(なはず)です。
使うと通じるのが楽しくて、イタリアにも随分行きました。
ところが、どうやら私の頭の語学の為のスペースはそんなに広くないらしく、イタリア語が入って来たら、英語は居場所が無くなってどこかに去っていってしまいました。
或る時テレビで映画を見ていて出演者の名前に「MIKE」とあったのを見て「あれ〜〜?日系人?で出たかな?そんな人」と思ってしまった私。
そう、「マイク」を「みけ」と読んだのですねえ。
そもそもイタリア語ではKは(カッパと発音するのですが)殆ど使わない文字です。
それに「みけ」なんてそんな変な名前が日系人だと思うのもおかしいのですが、マイクなんて誰でもあたりまえに読める名前を無意識にイタリア語読みで読もうとした自分にびっくりです。
もうイタリア語感覚でしかアルファベットと向き合えない人間になりつつあったのです。
世の中には何か国語もこなせる人がゴロゴロ居るというのに、私の頭ときたらちょっとイタリア語をかじったと思ったらもう英語を消し去ってしまうというこの情けなさ、、、。
でも、ヨーロッパを、特に南ヨーロッパを旅しているときはイタリア語と消えかけの英語でいつもなんとかなっていました。
そんなことから、今年のミラノ万博の日本館の(イタリア語の)歌も私が歌わせていただけたのです。
さらに、ファドを歌う為にポルトガル語を勉強しはじめた時も、イタリア語に助けられました。
言葉としてはイタリア語スペイン語ポルトガル語、この三つは親戚のようなものですので、似た言葉のオンパレードですので大体の意味が判るのです。(同じ言葉も結構有ります)
そして、発音もこの三か国は近いので習得し易いのです。
「なんだ〜〜楽勝かもしれない♪」
ポルトガル語の世界にすんなり入っていけたような気がして、昔自分がイタリア語を勉強した事に感謝しました。
ところが!
「似ている言葉」は「紛らわしい言葉」でもあるのです。
ウォーリーとウォーリーのそっくりさんがぐちゃぐちゃになっているような感じです!
頭の中を整理したくても、ポルトガル語と区別がつきにくいイタリア語がごちゃごちゃと紛らわしくからみついいてて全くすっきりしません。
今思えば、イタリア語に席を譲っておとなしく去っていった英語は本当にいい子だったのです。
そんな訳で、今の私は非常に中途半端な事になっておりまして、、、、。
誰かイタリア語だけを消せる消しゴムが有ったら教えて!!!
今の私の頭の中↓
35)ファディスタ 「Carminho」
35)
リスボンのファディスタにはベテランも沢山居ますが、若手でも勿論活躍している人は居ます。
例えば「マリーザ」とか「アナ モウラ」彼女達は ポルトガルだけでなく海外でも活躍しています。
そんな若手のファディスタの中で、私が今一番好きなのが「Carminho」カルミーニョです。
彼女も若手の中では売れっ子の一人です。
ハスキーなとても良い声をしています。
彼女のお母さんも有名なファディスタ「Teresa Siqueira テレザ シケイラ」さんですから、或る意味血統書付きということでしょうか。
若い頃の「テレザ シケイラ」さん。
youtu.be
ね!同じ遺伝子を感ぜずにはいられませんよね。
彼女の歌声の若さとやんちゃさと自由さは、ファディスタになる為にギラギラと媚びて生きてきたのではなく、恵まれた環境でのびのびと歌って来た育ちの良さを感じさせます。
育ちが良いけれどファドの重い部分もしっかり匂わせています。
ちゃんとファドの重い部分も匂わせているのに若々しい、、、これって結構難しいと思います.
また、ファドに欠かせない「サウダーデ」の歌声への滲ませ方もドライでカッコいいです。
この曲も素敵です。
www.youtube.com
余談ですが彼女のこの曲のトレイラー、びっくりしました。とても大胆です。
音楽は一切無し!
彼女がリスボンでお母さんと共演した動画では、彼女の母に対する愛情と、反抗心と、照れくささとが複雑に混じった彼女の表情が感じられ興味深いです。
きっと舞台裏では本番直前迄喧嘩してたんじゃないかな、、っていう感じがするのです。
どこの世界でも親子(特に母と娘)って同じなんだなあと思いました。
そういう人間臭さが出ていているところも「これぞファド」。
いつか私の息子もファディスタになって私と同じ舞台に立つ時は、、、、来ないですね。
彼は、私が家で歌っているファドを毎日聞かされているから「もう充分」といって、ライブにも来てくれません。
寂しき母は一人歌う。。。おお!これもまた「ファド」かな 笑
34)プロの技の迫力! アーティスト写真
34)先日の「FADO Night 」に来て下さったお客様の一人に、映像ディレクターの伊澤さんという方がいらっしゃいます。
もともと音楽仲間で、もう20年以上のお付き合いなのですが、最近伊澤さんに私達のCDのジャケット写真を提供していただいた関係もあり、あの雨の夜もカメラを持ってかけつけて下さいました。
以前このブログでも書かせていただきましたが、そのCDジャケットは私は日本一美しいCDジャケットになったと思っています。
飾っておいてもおしゃれなインテリアになるジャケットです。
そんな感動的な写真を私達のCDの為に提供して下さった伊澤さんがカメラを抱えてお店のドアからすっと入ってこられたんですよ〜。
実は私は写真を撮られるのが大嫌いなのです。
学生時代も卒業アルバム委員のカメラから逃げ回っていたので、卒業アルバムに殆ど私の姿は有りません。
別に魂を吸い取られるとは思ってはいませんが、カメラに向かってポーズを決めたり、ニッコリ造り笑顔をする事がなんだか媚びているみたいで嫌だと思っていたからです。
格好をつけて言えば、「私の美意識の問題」ですかね。
しかし、私は歌手です。
不思議なものですね。
昔から、歌っている所を撮られるのは全然気になりませんでした。
大きな口をあけて、すごーく迫力の有る表情になってしまっていても(奥歯の虫歯が丸見えだったりね)、大汗をかいて髪を振り乱していても、表情によってはすごーく歪んだ顔に写ってしまっていても、その事は少しも嫌ではありませんでした。
「これが私」と、思えるからです。
最近ファドのライブの為にチラシを作ったり、宣材として関係者に送ったりする為のアーティスト写真が必要になる事がしばしば有りまして、その度に携帯電話でセルフポートレイトを撮ってさらに加工して(大事です!笑)なんとか誤摩化していました。
ギターの蓮見氏は特技のカメラで写した宣伝用アーティスト写真をすでにお持ちでしたが、私の写真はいつも間に合わせの携帯写真だったわけです。
そして今回、伊澤氏が撮って下さったライブ写真をメールでいただいてパソコンでダウンロードして見た時には本当に感動しました。
画面の向こうから音が聞こえてくる!
絡み合うギターの音、笑い声、咳払い、拍手、、、
蒸し暑い空気に満ちたあの会場の匂いもする!
お客様達が一つの感性の塊になって、私達演者と向き合っているあの緊張感も!
あの日の何もかもが、静止している画像から伝わってきます。
伊澤さんから使用のお許しをいただいたので、先日のライブの様子の「プロ写真」をご覧下さい。
自分のライブなのに見ていて感動してしまいました。
これがプロの技です。
これを、私も目指しているんですよ〜。
大それている事は充分承知していますが、目標はあくまでもそこです。
理屈ではなく、その「仕事」で人を納得させるのがプロですよね。
というわけで、私のアーティスト写真はいきなりグレードUPしました。
前回のブログ↓では、友人に携帯で撮ってもらった画像を使用しました。
今はiPhoneでもとても綺麗に写せますが、暗いライブ会場等ではやはり違いは歴然。
迫力が違うでしょう?
さあ、七月ももう半分終わってしまいました。
ポルトガルでは40度超えの日も有るようですが、日本はどんな夏になるのでしょうか。
9月のツアーに向けて、準備に忙殺される毎日ですが、夏は私の大好きな季節。
いっぱい練習して、いっぱい勉強して、美味しいビーニョヴェルデが飲めるように頑張ります!
(≧∇≦)
33)雨のFADO Night 無事(?)終了しました。
33)7月4日、雨模様のお天気にもかかわらず大勢のお客様にお越しいただき、初めてのFADO Night (新代田Boogie Stock )は満員御礼となりました。
本当に有り難うございます。
心から、お礼を申し上げます。
ポルトガルレコーディングから帰ってきてこの3ヶ月、このライブの為の準備とCD音源の手直しに全力を傾けてきました。
一日中殆どFADOの事にかかり切りなので家族にも我慢をしてもらう事が沢山有ったと思います。
ポルトガル語の先生やスタッフにも無理をお願いして大変お世話になりました。
急遽ポルトガルギターを習得して私のライブの為に夜寝る時間を削って練習してくれた内山氏の頑張りはすごかったです。
蓮見氏は新しい凝ったプロモーションビデオを制作してライブ会場で皆さんにご披露していました。
CDパッケージデザインやライブのブッキングに協力してくれた心強い友人達にも助けられました。
そしてなにより、憂鬱な雨の夜に会場まで出向いてくださったお客様方。
有り難うございました。
「来て良かった」「FADOっていいな」と思ってお帰りいただけたでしょうか。
それだけを目標にずっと練習してきました。
蓮見内山両氏のギターセッションも大変好評をいただき、日本でのファドのライブの新しい形が少し見えて来た感じがしました。
また、今回はポルトガルの民謡も取り入れてみました。
楽しい曲はやはりいいですね〜。
お客様の目が輝いて、歌っている私もまた楽しくなりました。
お店の雰囲気もとても良くて、ファドの哀しい響きにぴったりの空間だったと思います。
ライブ終了間際には駆けつけてくれた友人から花束が飛んで来て(本当にぴゅーんと飛んで来たんですよ!)とっさでしたがキャッチするという嬉しいハプニングも♪
美貴ありがとう♪
さあ、次は8月のCD発売と9月の発売記念ライブに向けて、全力で走り続けます。
今回ご都合の悪かった方、どうぞ9月28日のライブでお待ちしております。