『FADOの有る生活 A vida com Fado』  ポルトガル音楽ファドを愛する私のブログ Eu sou uma cantora japonesa cantar fado.      Fado修行の日々や地中海地方の文化についても綴っていきます

ポルトガルの #FADO(ファド)を歌う渡辺エマのブログです。FADOやポルトガルについて紹介します。ポルトガルには他にもワインや料理、世界遺産等魅力が一杯!サッカーのロナウドの故郷でも有ります。

61)リスボンのグルメな生活 2 cozinha Português 2

61)リスボン 美味しい生活 お肉編!cozinha Português 2

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前回のブログから更新が滞ってしまいました。
3月4月5月6月と春から初夏にかけてのリスボンはとても過ごし易く良い季節でした。。
6月にはリスボン守護聖人サンタントニオの祝日とイワシ漁解禁の日が重なり、町中いたるところでイワシを焼く屋台が並び、リオのカーニバルのような町内対抗仮装パレードのコンテストが行なわれる等、毎日がお祭り騒ぎですもちろん私もアルファマの屋台で焼いた香ばしくて美味しいいわしをいただきましたよ♬
そんなリスボンも7月にはいってもうすっかり夏になり、35度を超える暑さが続いています。
街中にはいちごやサクランボなどの屋台もでて、通行人が買い求めています。

さて、前回はポルトガルの魚料理に関してご紹介しましたので、今回は肉料理についてご紹介します。
魚好きのポルトガル人ですが、もちろん肉料理も大好きです。

そして私がまっさきに日本人にご紹介したいのは、こちらです。

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    ポルコ デ アレンテジャーナ
    豚肉とアサリの組み合せです!
    日本人にはあまり馴染みが無い組み合せですよね。
    でも、「嫌だあ〜〜そんなの」という感じでもないですよね。
    実際に食べてみると、これがとっても美味しいです♡
    豚肉のしっかりした噛み応えとアサリの柔らかい食感。
    お肉に染み込んだアサリの旨味。
    リスボンのレストランなら大抵どこでも食べられるポピュラーなメニューですが、もともとはポルトガル東部、アレンテージョ地方のお料理です。
    この地方はスペインと国境を接しているので食べる豚はほとんどスペインと同じ、イベリコ豚です!
    シンプルなイベリコ豚のステーキなどは、言葉を失う美味しさです
    私がご紹介したこの店はAlfamaのカテドラル正面でてすぐ横、コンビニの隣の小さい小さいお店です。


    そんな美味しい豚の味を知っているポルトガル人。
    ファーストフードにも豚肉です!
    ビファーナf:id:masakofado:20160716214113j:plain豚肉サンドです。これは町のカフェなどで食べる事ができます。
    分厚いステーキ状のお肉が挟まっていたり、薄切り肉を重ねて挟んでいたり肉汁のソース(これがまた美味しい!)のかけ具合もお店によって様々です。
    私はソースたっぷりが好きです。
    お値段も5ユーロぐらいですので簡単に済ませたい時はお勧めです。

    簡単といえばもう一つ私の大好物があります。
    チキンパイです。f:id:masakofado:20160719222115j:plain
  • こんな風にテイクアウトも出来ます。
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    中には鶏肉と野菜がギッシリ

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    これも街中のカフェでも買えますし、パン屋さん、スーパーのお惣菜コーナーなどでも買う事が出来ます。
  • 写真のパイは2.5ユーロくらいでした。ハンバーガーくらいの大きさのパイの中に、細かくして味付けした鶏肉がたっぷり入っています。
  • カフェによって味は様々ですが、美味しいお店にあたるとおかわりしたくなる美味しさです。
    ボリュームがありますので腹持ちもよく、これもよくお昼ご飯としていただいたりします。

    チョリソー
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    平仮名の「し」のような形をしたチョリソー、これもポルトガル料理には欠かせません。
    スープの「だし」(ベーコンのような役割です)として使ったり、炊き込み御飯に入れたり、ホワイトソースとバカリャウのグラタン「バカリャウ コン ナタ」にトッピングとして載せたり。様々な料理に登場する人気食材です。。
    このまま焼いて食べる時はとても面白い焼き方をします。
    スノコ状になった陶製の器の上に丸ごとのせてアルコールをかけてそこに火をつけるのです。
    青い炎に包まれてこうばしく表面があぶられていきます。
    火が消えてからナイフできっていただくのですが、カリカリに焦げた表面の香ばしさと肉の旨味が噛むごとにじゅわっと染み出て来てとても美味しいです。
    ポルトガルではこのチョリソーは沢山の種類がつくられていて、スーパーの肉売り場には何種類ものチョリソーが並んでいます。
    Tabuas Port Wine Tavern
    Rua dos Bacalhoeiros 143,


    次はステーキ
    ナコ ナ ペドラ Naco na Pedra

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    石焼ステーキです。
    熱く熱した石の台に載せた肉を自分で切っていただきます。
    肉が大きな塊で来る店もあれば、このように普通の(といっても大きいですが)ステーキ肉のような厚さの店もあります。
    塊の肉の時は、自分で肉をひっくり返して、焼けた部分を削り取るようにして食べます。
    ソースもいろいろついて来ますので味付けも自分流です。
    これにフライドポテトが添えられているのでもう大満足のボリュームです。
  • これとサラダ、ワイン、食後酒までいただき2人で25ユーロだったような、、、ごめんなさい酔っ払ったのでうろ覚えです。f:id:masakofado:20160716214437j:plainサンロケ教会とカモエス広場の中間に位置するこのお店は友人と偶然入ったお店ですが、気に入って一人でも昼食を食べにいきました。肉料理以外にも魚料理も豊富な地元の人気店です。
    Gruta Camoes, Mario
    R. da Misericórdia 55, Lisboa

  • 気どらない食堂のランチメニュー

    f:id:masakofado:20160716214507j:plain

    こちらは裏通りの大きな食堂です。
    お昼になると近所の警察署などからランチをテイクアウトするために多勢の警察官がやってきます。
    とても安い値段で美味しいので大人気です。
    たまたま買い物帰りに通りかかり、その繁盛ぶりが気になっていたのではいってみました。
    私がオーダーしたのはチキンのクリーム煮のようなもの。
  • f:id:masakofado:20160716214836j:plain

    このクリーム、紅茶のようようなほうじ茶のような香りのする美味しいソースでした。
    ポテトもご飯もついているのでそれだけで充分ですが、このお店は絶対美味しいだろうと思ったので、この時は連れもいたのでスープとサラダも頼んでみました。
    ポルトガルのスープについてはまだ書いたことが有りませんが、大お薦めです。
  • f:id:masakofado:20160716214920j:plain

    お野菜がたっぷり入った田舎のママの味風なスープ「レグメス」とか「カルドヴェルデ」等はパンと一緒にいただけば私はこれでお昼ご飯が終わってもオッケーです。
    旅先で体力が落ちて食欲の無い時などにも良い食べ物です。
    ピンゴ ドゥースなどのスーパーでは大きなタッパーに入ってそのまま暖めれば食べられる状態で売っています。
    このお店のスープもおいしく、また量もたっぷりでした。
    この時は少し寒かったので身体も暖まり元気がでました。
    これとワインと食後のコーヒーで二人でこのお値段!
    安いでしょ?
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    Restaurante Santa Rita
    Rua de S. Mamede 24, 1100-323 Lisboa

    ポルトガルのお食事は本当に安くて美味しく、

    日本人の口に合わない料理は無いと思います(スィーツを除く)

    是非体調を万全にしてリスボンを食べつくして下さいね!

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